岡本太郎が追いかけてくるかのように
本職の心臓の学会で岡山にきている。 座長やコメンテータや、一日中仕事がある。 ただ、、、、 出張で唯一の楽しみがレコード屋と古本屋巡り。時間をなんとか捻り出して。 「Groovin 岡山表町店」はいいレコード屋だった。 買ったのは ・Van...
体の叫びのようなものとして
ニュースでも本の感想でも、、、いろいろな人の感想を読んだりしていると、あまりにもひどい文章で非難している文章に出会って驚く。 思うこと。 一つ目。 何でもそうだが、当事者になると、そう簡単に批判することはできなくなる。 なぜなら、色んな葛藤や矛盾を抱えながらどんなに当事者が...
神田橋條治「発達障害は治りますか?」
「発達障害」という言葉がフューチャーされ、実際にそうした若い世代は多い気もする。 やはり、そこには何か時代の意味があるし、若い世代の「問題行為」は、わたしたちに問いとしての「問題」を突き付けてくる存在だから、その現代的な「問い」にこそ取り組まないといけない。...
Yogini「ヨガと非暴力(アヒンサー)」 「暮らしのおへそVol.26」
自分が出てる本をすこし紹介させてください。 今月号のYoginiは、特集「ヨガと非暴力(アヒンサー)」です。 自分も、人間の中にある「暴力性」というものには関心があります。 このエネルギーを、ただの破壊行為や支配行為ではなく、創造行為へとつなげていくか、水路をどう作るのか...
10月24日にABC(青山ブックセンター本店)にて
『ころころするからだ この世界で生きていくために考える「いのち」のコト』(春秋社)、予約注文された方は無事に届かれましたでしょうか? 通読できるよう、読みやすさにこだわりました。 本をあまり読まない方でも、音楽のように通して読める(はず)だと思います。ぜひ感想も聞かせて...
二科展@国立新美術館
国立新美術館に二科展を見に行った。 木戸征郎先生という、熊本高校時代の美術部の先生(二科会の幹事でもある)が絵を出されているから。ただ、自分は高校時代に美術部ではなく将棋部で、美術とは無関係だったが単に気が合うということでよく美術の部屋に遊びに行った。...
樹木希林さんの喪失
樹木希林さんが亡くなった。個人というものを追求して普遍という無限(夢幻)の世界へと到達した人。 「なにものか」を経て「なにものでもない」人へと至った稀有な方だった。 その生き様が演技の中へと染み込んで、深みと凄みと温かみと平凡さと非凡さとが同居した稀有な女性だった。 ...
説得ではなく共鳴する社会を。
朝日新聞デジタル「ほんやのほん」コーナーで書評を取り上げてくれた効果か、最初の単著である『いのちを呼びさますもの ひとのこころとからだ』(アノニマ・スタジオ)は売り切れ状態になってたらしく、10月1日に重版出来予定とのことです。わーい。 →●September 12,...
「内なる天」の命
「天命」という言葉は、「外部にある天」という命に従う、大いなる流れに従う、という解釈が一般的だ。 ただ、四書五経のひとつ『中庸』の大川周明解釈によれば、元々は「内なる天」の命に従う、という意味でもあったらしい。 わたしたちの内側にある「天」とは、その「命(メイ)」とはなんだ...
朝日新聞デジタル「ほんやのほん」 書評
朝日新聞デジタル「ほんやのほん」にて、『いのちを呼びさますもの』をご紹介いただきました。 丁寧に読んでいただき、うれしい!蔦屋家電の岩佐さかえさん、ありがとうございます! 馬場磨貴(Maki Umaba)さんの撮影された本の写真も、イイ!...